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プレスリリース

YBC制作のテレビドキュメンタリー「三つめの庄内~余計者たちの夢の国~」が日本民間放送連盟賞のテレビ・グランプリに

民間放送全国大会が11月8日都内で開かれ、YBC山形放送制作のテレビドキュメンタリー「三つめの庄内~余計者たちの夢の国~」が日本民間放送連盟賞のテレビ・グランプリに選ばれました。最高賞受賞は初めてです。連盟賞テレビ教養番組部門の最優秀賞に選ばれ、各部門の最優秀賞と合わせ、グランプリ候補8作品の一つにノミネートされていました。

山形の庄内から満州の庄内、そして戦後は青森県六ヶ所村と北海道のサロベツ原野に“三つめの庄内”を築いた開拓者とその子孫が、国策に翻弄されながらも生きるための場所を求め続けた軌跡を追いました。

審査員からは「資料を丹念に紡いだスケールの大きな物語」、「満州の開拓民の引き上げ後の消息を追った番組はほとんどなく、秀作」などと評価されました。

制作した三浦重行報道制作局長は「5年余り出口も見えないまま取材を続けていた。何とか作品にまとめられたのは、番組に関わった全ての人たち、とりわけ決してあきらめなかった開拓者たちの励ましと後押しがあったから」と述べました。

このほか、ラジオ報道番組部門優秀賞の「鉄格子に顔押しつけて 21枚に刻み込んだ“抵抗”」を制作した酒田支社伊藤翼記者に記念の盾が送られました。全国表彰は14年連続です。