開催日時

令和６年２月１９日（月）

開催場所

山形放送本社　山形メディアタワー
（リアル・リモート・リポート参加のハイブリッド開催）

出席委員

髙橋 幸司委員長
峯田 益宏副委員長
朝田 徹委員
佐藤 香奈子委員（※1）
屋代 敏博委員
かめおか あきこ委員（※2）
吉田 昌平委員
吉野 優美委員（※2）
（※1）リモート参加　／（※2）リポート参加

議事

番組合評　テレビ番組
『やまがたZIP！セレクション（１５分×２本）』
（ⅰ）『父ちゃん、自立します。～第２の家と４５歳ひきこもり～』
　　　≪２０２３年１２月１６日（土）９：４０～９：５５放送≫
　　　▼家庭生活に息が詰まる人、引きこもりから抜け出せない人、時にはネグレクトから逃れるシェルターとして利用される宿泊施設「第２の家」を見つめる第２弾。

（ⅱ）『吾妻の白猿　山の神の使いを追って･･･』
　　　≪２０２４年１月２０日（土）９：４０～９：５５放送≫
　　　▼〝山の神の使い〟とも呼ばれる「吾妻の白猿」。その貴重な姿を４０年以上追い続ける男性のその後を追った。

議事の概要

　板垣社長のあいさつの後、社側から「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「今後のテレビ＆ラジオの自社制作番組と編成」についての報告があった。次にＹＢＣのテレビ番組『やまがたＺＩＰ！』で放送した、『父ちゃん、自立します。～第２の家と45歳ひきこもり～』と『吾妻の白猿　山の神の使いを追って…』のそれぞれの制作担当者から番組の企画意図などの説明のあと、番組の合評を行なった。
　委員からは、『父ちゃん、自立します。～第２の家と45歳ひきこもり～』について、「映像で家の中のゴミを見た時は衝撃を受けたが、これが引きこもりの現実なんだと深く感じた」「支援する周りの人たちの優しさや、それを受けて前向きに進んでいこうとする姿が見られて良かった」といった意見が出された一方、「引きこもりが高齢化している理由やそもそもの原因、またそうなった場合はどうすればいいのかなども取り上げると、同じ状況の人たちのためにもなり、未然に防ぐこともできるのではないかと思った」といった意見が出された。
　『吾妻の白猿　山の神の使いを追って…』については、「白猿のかわいい姿だけでなく、猿による農業被害といった問題も併せて取り上げていたのが良かった」「なぜ西吾妻に定期的に白猿が生まれるのか、専門家の客観的データを用いた話も興味深かった」といった意見の一方、「白猿を追ったのか、白猿を追い続けている縮さんを追ったのか、焦点を絞り切れず情報を詰めすぎた印象もあった」といった意見が出された。

令和５年度山形放送番組審議会委員