山本浩一
JAPAN TOUR in 山形
皆さんは、シンガーソングライターの
「三浦コースケ」さんをご存知ですか?
ヨーロッパやアメリカ、韓国など、世界を舞台に
活躍しているフィンガー・スタイル・ギタリストで、
ドイツでは2万人の前で演奏したこともあるという
山形出身のアーティストです。
私と彼との出会いはSNSがきっかけ。
ギター演奏の動画を眺めていると、
ある時、日本人がアコースティックギターを
弾きまくっている映像が目に飛び込んできたのです。
どんな活動をしている人なのか、他の動画を探っていくと
「あれっ?」
何と山形の有名な神社の前での演奏!
来県したことがあるのか!と、驚きながら
さらに調べると出身は山形!であることがわかり、
近々、地元でLIVEがあるとのこと!
ということで、先日、そのLIVEへと行ってきました!

今回のLIVEは、アメリカの世界最大規模の楽器見本市で知り合った
アメリカ人ミュージシャン「エイドリアン・ベル―」さんとのツアー、
「East Meets West Duo Japan Tour 2025」

エイドリアンさんは、独自のフィンガースタイルで
世界中の聴衆を魅了し、国際的に活躍しているアーティストです。

ステージ上は、ギターを持った三浦さん1人だけですが、
6本の弦を爪弾きながらギターのボディを叩き、メロディーと
ドラムのようなリズムを同時に演奏、さらにその場で奏でたフレーズを
録音してすぐに繰り返し再生しながら、その音楽に合わせて
違うフレーズを重ねていき、そこに、ハモリやシンセサイザーの
音色も加わって・・・。ギター一本でこんな演奏ができるなんて!
その演奏に合わせて、オリジナルの歌まで歌ってしまうんです!
心地よく、耳にすっと入ってくる歌声とギター1本だけで作り出す
演奏に見入って、聞き入ってしまいました!

せっかくですので、機材を見せてもらいました。
ギターを演奏しながらフットペダルを踏んで操作し、録音、再生、
様々な音色を組み合わせて奏でています。
世界的に知られる「ROLA〇D」や「BO〇S」、「Ern〇e ball」と
エンドース契約を結ぶなど、音楽関連メーカーからも注目されています。

それにしても、このギターの見た目のインパクトの凄いこと!
一体どれだけ練習したのでしょうか。
弾き込まれた跡と、取り付けられた様々な機材、これが三浦さんの
演奏を支えているギター、山形市の彩雲ギターだそうです。
高校まではサッカーに打ち込んでいたという三浦さん。
サッカー選手になるという夢を諦めてからギターを始め、
山形駅前で路上ライブをしていたことも。そこから活躍の場を
世界へと広げていきました。
他に類を見ないというフィンガースタイル・ギタリストとして
活躍する「三浦コースケ」さん。山形の後は仙台でLIVEを行い、
その後、韓国へと渡っていきました。
世界4か所に拠点があるとのことで、山形にも時々帰ってくるそうです。
独自のスタイルで世界に羽ばたく三浦さんの今後の活躍に注目です!
