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番組審議会だより

第616回 山形放送番組審議会

開催日

令和7(2025)年9月17日(水)

開催場所

山形放送本社 山形メディアタワー
(リアル/リモート/リポート参加のハイブリッド開催)

出席委員

髙橋 幸司委員長
松田 直樹副委員長(※2)
屋代 敏博委員(※2)
かめおか あきこ委員(※2)
吉野 優美委員(※2)
伊藤 麻衣子委員
(※1)リモート参加 /(※2)リポート参加

議事

番組合評 テレビ番組
『YBC news every.「シリーズ~戦争の語り部たち」3篇』
≪①【日本と中国 国交回復の“仕掛け人”】2025年8月6日放送 ≫
≪②【被爆した亡き父の戦争たどる】2025年8月13日放送≫
≪③【県内在住被爆者の思いとは】2025年8月15日放送≫

▼戦争の体験や証言を記録して後世に伝え、二度と悲惨な戦争を繰り返さないよう、「戦争の語り部たち」と題したシリーズを毎年夏に県内ニュースで放送し続けてきた。終戦の日である8月15日の直前の時期には、上記の3本を伝えた。

議事の概要 

 板垣社長の挨拶のあと、社側から「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「今後のテレビ&ラジオの自社制作番組と編成」「10月期 テレビ・ラジオ基本番組編成案」についての報告があった。続いて、YBCのテレビ番組『YBCnews every. シリーズ「戦争の語り部たち」3篇』の制作担当者から番組の企画意図などの説明のあと、番組の合評をおこなった。
 委員からは「夏になるとよく目にしていた戦争をテーマにした番組や企画が非常に少なくなっていると感じるが、そんな中60年も『戦争の語り部たち』シリーズを続けていることに、本当に伝えなくてはいけないものを途絶えさせてはならないという強い想いを感じた」「戦争の悲惨さと、その記憶を次の世代へ伝えていくことの重大な責任を改めて感じた」「戦争体験者の数も減り、体験していても重い口を開くことができない方もいて今後の番組作りは困難が増していくと思うが、ぜひ続けてほしい」といった意見が出された。
 また、「②と③は原爆がテーマなので、広島に投下された8月6日から長崎に投下された8月9日に合わせて放送したほうが効果的だったと思う」という意見も出された。


令和7年度山形放送番組審議会委員

委員長髙橋 幸司山形大学名誉教授
副委員長松田  直樹(株)山形新聞社 編集局長兼統合編集本部長
委 員武田 良和(株)ジョイン 代表取締役
委 員屋代 敏博写真家・ 東北芸術工科大学映像学科教授
委 員かめおか あきこ絵本作家
委 員吉野 優美一般社団法人 最上のくらし舎 代表理事
委 員伊藤 麻衣子合同会社 work life shift 代表
委 員髙橋 慶多山形青年会議所 2025年度直前理事長・遠藤設備建設(株)常務取締役