• 情熱市場
  • 山形新聞

ゲツキンラジオぱんぱかぱ~ん

ご当地グルメそれいただき!

「んまくてこでらんね」2023年3月15日15:40頃~OA

地元で50年もの間、愛されている豚肉の味噌漬け焼きのパッケージがリニューアル!手軽に食べられるようになった人気の味を紹介する。

 販売しているのは山形駅からすぐの吉田畜産、よしだのお肉だ。
その吉田畜産オリジナルブランド豚「蔵王樹氷三元豚」のロース肉をオリジナルブレンドの味噌で漬けこんだのが「んまくてこでらんね」。山形弁で「美味しくてたまらない」という意味だ。

 豚肉は一般的な生姜焼きのスライスよりもポークソテーをイメージした方がいいだろう、大きくて厚みがあって食べ応えもありそうだ。

 スタジオに漂う味噌のいい香りに、山本アナが齧り付く。

「柔らかくてプルプル!豚の旨味がジュワっと広がる。味噌ダレも脂の甘味もあって美味しい!!」

白いご飯がどんどん進む美味しさだ!

蔵王樹氷三元豚は、水と空気がきれいな朝日町で、自家栽培の米などを混ぜ込んだ餌と美味しい水で育てられている。名前に蔵王とあるのは、霜降りの肉が蔵王の樹氷を思わせることが由来だ。畜産に携わって100年という知識と経験の豊富な肥育農家の方に、通常は6か月の所、7か月かけて育ててもらうことで、より味の濃い、脂身の甘味が感じられる味わいに仕上がるとか。

一方、肉のうまみを引き立てる味噌ダレは、山形の味噌に信州みそ、砂糖やゴマなどを入れ、まろやかで甘味のある味わいに仕上げたオリジナルブレンド。社長すらレシピを知らない(社長の母親のみ知っている)という秘密の味付けは、白いご飯はもちろん、ビールにもピッタリだ。

それだけではない。このまろやかな甘味のある味付けは、和洋中を問わず、パンに挟んだり、パスタに合わせたりしても相性抜群なのだ。

ところで、この「んまくてこでらんね」、パッケージがリニューアルして手軽に食べられるようになった、としたが、冒頭の写真をよく見直してほしい。実は、豚肉みそ漬け「焼き」でありながら、これは火を全く使わずに調理されているのだ。では、一体どうやって?

なんとレンジでチンするだけ!

特殊な袋に豚肉と味噌だれが一緒に入っているのだが、蒸し焼きにして中まで火を通しつつも、しっとりと仕上げることができるのだ!

商品の開発は、ご高齢の方や小さなお子さんでも安心して料理ができるよう、火を使わないメニューが欲しいという利用客の声に応えたのがきっかけだ。洗い物も少なく、夏場の暑い中、台所で火を使わなくても良くなる。

今後は、中華味や、キムチ味、スパイスがきいたものなど、味のバリエーションを増やしていきたいという。50年に渡って愛されてきた豚肉の味噌漬け焼き、どんな味に進化していくのか本当に楽しみだ。

吉田畜産の「んまくてこでらんね」は、山形市城南町のショッピングセンター吉田かエスパル山形 山形銘店で購入できる。1袋2枚入りで税込み594円。

メッセージ・リクエストはこちらから