「やまがた ますの鮨」2022年6月15日水曜 15時40分頃放送
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今回ご紹介したのは、「やまがた ますの鮨」。
東根市の平澤養鱒(そん)場で養殖された
ニジマスで作った押し寿司だ。平澤養鱒場の3代目、
平澤大介さんにスタジオでお話を伺った。
ニジマスと言えば川魚。
独特の臭みがあるのでは?と思う方もいるだろう。
「やまがた ますの鮨」はそんなイメージを覆す一品だ。
平澤養鱒場は、東根市の清流の里・大富地区で、
ニジマスやイワナを養殖して約70年。卵から完全養殖していて、
県内外に出荷している他、加工品の製造などもおこなっている。
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平澤さん
「1年中、10度から12度の安定した水温を保つ清流で養殖。
この水温がニジマスが病気になりにくい温度。
塩焼きは2年ものですが、ますの鮨には4年ものを。
1キロ50~60cmに育ったニジマスは身がシャキッとして寿司に合う。
さらに餌は最高級のものに、地元でサクランボの加工食品を
製造する過程で出る絞りカスを餌に混ぜている。」
山本アナ
「餌にサクランボを混ぜるなんて山形ならではですが、どんな変化が?」
平澤さん
「元気に育つように。味もまろやかになりました。」
ピンクサーモンのニジマスは、旨味を存分に味わってもらうため
肉厚にカット。シャリは地元東根産のつや姫を使い、色鮮やかになり、
味をまとめてくれる河北町の河北紅花会が育てた紅花、
香りづけになる東根市大富地区の湧き水で育てた本わさびの
茎と葉を一緒に炊き込んでいる。見た目にも美味しい一品。
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相内アナ
「臭みがまったくない!クリーミーな味わい!」
山本アナ
「嫌味のない旨味!とろけていく~!」
平澤さん
「小さい頃からニジマスの押し寿司を作ってみたいと思っていた。
米飯加工業の地元の会社ベストフーズの協力で商品化が実現。
世界に誇れる、自分が美味しいと思える商品を作りたかった。
川魚に苦手意識がある人ほど食べてもらいたい。」
「やまがた ますの鮨」は常温で持ち運びができ、
賞味期限は製造から48時間。今後はもっと多くの人に食べてもらうため、
冷凍での地方発送や、駅弁、デパートでの販売にもつなげたいそうだ。
まさに山形の美味しさが詰め込まれた一品。是非一度ご賞味あれ。
「やまがた ますの鮨」1880円(税込)。
東根市「よってけポポラ」、山形市「グッと山形」、
寒河江市「チェリーランドさがえ」など、県内6店舗で販売中。