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ものづくり応援ウィーク2023

株式会社山形電気調整所

株式会社山形電気調整所

  • 結城 隆生さん 2016年入社 寒河江工業高卒
  • 萩原 慶久さん 2016年入社 山形工業高卒

会社について教えてください

萩原さん

山形電気調整所は、山形市で創業し、今年で創業74目になる会社です。仕事の内容は、計測技術を通じて電力会社の発電所・変電所を始め、自治体や一般産業と幅広い分野にわたり、保守点検業務を行っています。具体的には、保護継電器装置や遠方監視制御装置の試験、調整、また、電気計測器が正しく作動してかを調べる校正試験などを行っており、簡単に言いますと、高い技術で電気の安定供給に貢献している会社です。

貴社の製品や活動は、どんなことに役に立っているか教えてください。

結城さん

もし、電気が安定して供給が出来なくなると、一般家庭を始め、医療機関、防災設備交通機関や金融機関、通信設備などの機能が不安定となり、社会生活が機能しなくなります。私たちの仕事は目立ちませんが、皆さま方の身近なところで、生活、ライフライン、いろいろな産業を支え、電気の安定供給を支えており、お取引様からは高い評価をいただいております。

貴社自慢の技術やものづくりの魅力を教えてください

萩原さん

現在、発電所や変電所の多くは無人になり、遠方監視制御装置によって監視、制御されています。このため、安定的に運行するためには定期的な点検が必要です。機械装置もあたらしいものから、私が生まれる前の機種までいろいろありますが、先輩方の指導のもと、日々腕を磨いております。

ご自身が高校生の時に学んで、社会や今の会社で役に立っていると感じること

結城さん

部活動はソフトテニスをしていましたが、その他、生徒会役員として生徒会運営と生徒自治を支える立場として活動してきました。体育祭や文化祭の実行委員や、その他寒河江祭りの「神輿の祭典」へも参加して活発な高校時代を過ごしました。本当に楽しい三年間でした。勉強はあまり得意ではありませんでしたが、様々な活動を通じ、友人や先生方にも恵まれて、それらが今の生活に役立っていると感じます。ただ、もう少し勉強すれば良かったかな~と後悔もしています。

萩原さん

私は、サッカー部と放送愛好会に入っていました。その他に、結城君と同じように生徒会活動や、ボランティア活動も行ってきました。勉強では興味のあった放送関係に役立つのかなと、無線技士の資格を取得したり、物づくりも大好きなので、電機機械の組み立ての資格を取得し、今の仕事に役立てています。

未来を担う高校生へ応援メッセージをお願いいたします

結城さん

高校時代は、友人と遊ぶことや、先生方とのお叱りを含めた交流が人間性を育むことは間違いないと思います。社会人となることで自由を手に入れますが、その反面責任というものが着いてきます。その責任を少しでも全うするために、勉強意外に、様々なことに挑戦したり、経験を積重ねて自信を身に付けてください。社会で生きていくための糧(かて)になるはずです。

萩原さん

高校時代の三年間はあっという間に過ぎ去ります。勉強や部活動も大切ですが、是非それ以外にアルバイトでも良いし、ボランティア活動なら特に良い経験となります。それら全てが、社会に出てから必ず役に立ちます、振返って三年間何も無かった!では勿体ないです。高校時代は二度と戻って来ませんので、悔いのない有意義な高校生活を送ってください。

最後に山形電気調整所のPRとなりますが、社員50名ほどの会社ですが、労働組合もあり、福利厚生がしっかりしている会社です。仕事を通じ充実した生活を送れますので、興味のある方は、是非職場見学にお越しください。