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オーレオーレ!

こぼれ話

『大人の自由研究』2025.8.9

『大人の自由研究』

夏休み。宿題は順調に進んでいますか?
もう2度とあのツライ思いはしたくないですね。
皆さんはいかがですか?笑。
宿題は計画的にしてくださいね!(先輩からのアドバイス?)

さて夏休みの課題「自由研究」
私は1番嫌いでした! (お仲間が多くて嬉しかった)
大人になった今だから、やってみたい研究、
オーレリスナーさんならでは?の研究、 様々な題材が出ましたね!
面白かったです! (良い子の参考になったかな?)
大人になった今だからできる! 深掘りしてみたい!ことってありますよね。
地理や歴史の研究をしたい!という方もいらっしゃいましたが、私も!
学生の頃は社会、特に日本史が好きで、 大学では日本史専攻に進みたかったのに、
親の大反対を受け、家を出たかった私は泣く泣く従うしかなく。。。

なので今だからやりたい!
平安時代と江戸時代の特にエンターテイメント!
和歌や歌舞伎など、時代と共にどう進化してきたか、
その時代の人々をどう楽しませて、どう影響を与えたかなど。
その時代に思いを馳せたいなあ。
タイムマシーンがあったらのぞいてみたいといつも思ってしまいます。
自由研究って、大人になると「趣味」になっていくのかな?
いくつになっても好きなことを追い続けていけたらいいですね。

写真は尾花沢市『プラスBさん』から届いたスイカ。
その名も『ひとりじめBonBonリッチ』
このキュートな名前の通り、
独り占めしたいほどめちゃくちゃ美味しくて、
とっても甘くて、その甘さがリッチ!」品が良い!
酷暑の中での作業は本当に大変だったと思います。
重さもあるスイカ。
プラスBさんはじめ、生産者の皆様お疲れ様です!!
尾花沢のスイカに今年も救われました。
ご馳走様でした!ありがとうございました!!

『ラスト』

お仕事で出会った飯豊町の畜産家のFさん。
飯豊町は米沢牛の4割を生産している地域です。
Fさんの牛舎にお伺いし、畜産の大変さと面白さも知りました。
それから機会あるごとに美味しいお肉をプレゼントしてくださって、
私はFさんから米沢牛の素晴らしさを教えてもらいました。
山形県が誇る米沢牛は、国内はもちろん、
世界トップレベルだと思っています。
Fさんの米沢牛は、甘さ、柔らかさが絶品!!
そんなFさん。
年齢と後継者がいらっしゃらないことから引退することを決められたとか。
そしてご自身が、
愛情たっぷり大切に育ててこられた米沢牛のラスト1頭のお肉を
私にまでいただきました。涙。

あまりに貴重すぎて、食べられないですよ!と叫んでしまいました。号泣。
たくさんの感謝感謝の気持ちを込めて「いただきます」と手合わせ、
一口一口噛み締めながらいただきました。
もうそれはそれは夢のような柔らかさと甘さ。
天にも昇る心地とはこのことだと思いました。
Fさんが命がけで頑張ってきたことを思い
「大切な命をいただきました」
これまで本当にありがとうございました!
そして大変お疲れ様でした!!



『国宝』

映画「国宝」
興行収入はまだまだ右肩上がり。
動員数の衰えを見せない、話題沸騰の映画ですね。
3時間ほどの上映時間。心配なんて全く必要なくあっという間でした。
ただ気持ちはずっと苦しかったです。

歌舞伎を知ったのは大学時代。
そこから折りに触れ、歌舞伎を観てきました。
現役の歌舞伎役者さんたちもこの映画を観ているようですが、
きっと苦しかったのではないかと勝手に想像しています。

歌舞伎の世界は世襲制度。
その家の男の子が名跡を継ぐ。
その他の役者は弟子入りするという世界。
映画でも描かれていますが「血」が大きく影響する世界です。
そして400年以上続く芸を受け継ぎながら、
常に観客を楽しませていかなくてはいけない。
変えてはいけないことと、変えなくてはいけないことがあるって、
本当に厳しく、苦しいと思うのではないかといつも感じてます。
それでも歌舞伎が好きだ!という気持ちで
舞台に立ち続けているんだろうなと思うと、
歌舞伎を観るたびに、全てが愛おしいのです。

出演の吉沢亮さん、横浜流星さん。
歌舞伎の所作をあそこまで覚えられたのも見応えありました。
役者さんは本当にすごいお仕事ですね!
この映画をきっかけに、歌舞伎を鑑賞する人が増えて欲しいなと思います。
映画で描かれていた世界が見えてくるはずです。
そして『人間国宝』の歌舞伎役者の舞台を観て欲しいです。
違います。佇まいから違いますから!
何十年と重ねられきた想いの姿を是非観ていただきたいです。








『戦後80年』

改めて戦争について考えている方も多いと思います。
戦争がテーマの映画も制作され公開されていますね。
戦争を体験した世代がどんどん高齢化となり、
その当時のお話を聞ける人がどんどん少なくなっています。
私の母もそうです。
幼い頃の記憶は薄れてきています。
私に何ができるかわかりませんが、
何かをしなくては!という気持ちはあります。
ただ思い出したくないという心情も汲み取らなくてはいけません。
それだけを考えても、
戦争はどれだけ悲惨なものなのか。
どれだけ人を苦しめるものなのか。
考えていかなくてはいけないですし、
被爆国である日本は、
平和の大切さをもっともっと大きな声で
訴えていかなくてはいけないと思います。

先日ある方がこんなお話をしてくれました。
その方のお母さんにはお兄さんが4人いたそうです。
その方にとってはおじさんにあたります。
上の2人のお兄さんは赤紙がきて出兵し戦地で亡くなったそうです。
下の2人のお兄さんはまだ子供で戦地に行くことはなかった。
たった5、6年の差で、4人のおじさんたちは、
全く違う人生を送ることになったと。
運命はなんて残酷なのだと感じたそうです。

もう2度とこんなつらい思いはしたくない、
誰にもつらい思いはさせたくないと言いながら、、、
戦争は世界からなくなってはいません。

写真は、私の祖父です。
戦地に向かう前の記念写真。
無事に帰ってはきましたが、
祖父の人生は大きく変わりました。



来週は・・・『我が家の定番』

お盆シーズン。
懐かしい顔を揃う季節ですね。
実家に帰る皆さんも、どうぞ楽しい時間をお過ごしください。
そんな皆さんの家で、定番でやること、食べるものってありますか?
お盆は必ず家族全員でBBQをする、必ず芋煮を食べる、
おばあちゃんのあの料理を食べないと始まらない!とか。
あなたの「我が家の定番」を教えてください。

写真は、中学1年の姪。
長い都会の子の夏休み。
ほぼ毎日ダンスのレッスンに通っているとか。
厳しく指導を受けながら、日々成長しているようです。
緊張感を持つことは時には必要ですね。
生活のリズムを崩さず過ごしているようで良かったです。
ただ宿題が終わったかは知りませんが。笑。






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