YBC山形放送
テレビ ラジオ アナウンサー イベント・プレゼント イベント・プレゼント 県内ニュース 会社情報 山形新聞
 


1月のテーマ「デザインする人」
○1/28放送
【1月のゲスト】
さんかく座 代表 是恒 さくらさん
【プロフィール】
広島県出身。2015年、大学院進学をきっかけに山形県に移住。東北芸術工科大学地域デザイン研究領域修了。山形市七日町の「とんがりビル」を手がける株式会社マルアールのプランナー。アート・デザイン・クラフトなど多分野にわたる展示企画やプロジェクト運営に携わる。
※平成29年度やまがた若者チャレンジ応援事業採択団体

メインパーソナリティー:奥山知寿子さん
1月のキーマン   :須藤 修さん
1月のゲスト    :是恒 さくらさん

「1歩先の風景を見ている」

【奥山】芸工大の大学院の前は海外に?
【是恒】―はい。アメリカのアラスカ州にあるアラスカ州立大学というところで、アラスカの先住民芸術を学んだ。芸工大の大学院は、2014年の山形ビエンナーレという芸術祭を見たことがきっかけ。各地の芸術祭を巡っているなかで、この山形ビエンナーレは、市民の皆さんとともにアーティストがひとつの作品をつくっている。そこに惚れこんで、主催していた芸工大に入りたいと思った。

【奥山】さんかく座とは?
【是恒】―この春に立ち上げた有志団体。古い建物や家屋をリノベーションして、新しい活動の拠点にしているところが増えてきている。その拠点を活動の場として、新たに盛り上がって色々な人が交流できるように、アーティストやデザイナーと協力して、展覧会やイベントを手掛けていく活動を主旨としている団体です。

【奥山】初めて山形の街の風景を見ての印象は?
【是恒】―とても古い建物も多い。建物の歴史が何層にも重なっていて時間の流れが面白い街だと思った。例えば、文翔館は市民の方も気軽に入ることができて、企画を持ち込める場所。建物が人につかわれている街だと思った。
【須藤】―古いカフェから新しいお店まで混在していて、アップデートもしているが大事なところは自然に残っているのが素敵だなと思う。

【奥山】山形は「デザイン」としては、つくりやすい?
【是恒】―街自体から色々な歴史を感じられることで、なにかモノ作りをするうえで、インスピレーションのもとになっていると思う。

【奥山】もっと活性化させたい?
【是恒】―さんかく座で目指しているのが、山形市で今リノベーションしていることが発達してきていて、ひとつのノウハウになる。これは他の場所でも応用できるものだと考えていて、南東北までエリアを広げて、アートデザインの活動を盛り上げていきたいと思っています。

【奥山】リノベーションで新しくなる反面、「いじってほしくないな」という意見もあった?
【是恒】―実際、そういう意見もあった。こうやって使えばもっと面白いことができるとか、そういう色々な意見を持っているのが街だと思う。その街の中で、誰か一方の意見だけが尊重されるのではなくて、みんなにとって魅力あふれる場所にするために、何を変えてはいけないのかも丁寧に考えていかなければならない。

【奥山】是恒さんにとって支えになっているのは?
【是恒】―こういうものがあると楽しくなるとか「1歩先の風景」を見ているようなこと。その先にあるものが実際に出来上がると、それは変えようのない喜びになる。その魅力を周りにも知ってもらうと、さらに喜びが倍増する。

【奥山】須藤さんの「山の形」は3年間若者チャレンジ応援事業に採択されていますが?
【須藤】―モノをつくるということは、作り手の方のペースもあってのことで、ずっと継続させていきたいと思っている。チャレンジ応援事業は3年がMAXと決まっている。その3年でエンジンをつくるようなイメージで、4年目から自費でエネルギーを注いで継続していきたいというイメージです。
【是恒】―続けていくことが、また新しい出会いだったり、それ自体が力になっていくんだと思い、尊敬のまなざしで見ていました。

【奥山】広島出身の是恒さんですが、山形というところはどんな所だという印象ですか?
【是恒】―1つの県のなかでも、地域ごとの特性があると思います。山形はシャイな方が多いのかなと思います。私自身アーティストとして活動をしていますが、文化の奥深さが魅力的で、インスピレーションのもとになっている。ただ、外から来た人からすると、どうやって人とつながっていけばいいのかわからない部分があると思う。私は大学を拠点に活動の場があったが、1歩社会に出ると自分の職場以外の人と気軽に意見交換ができる場が必要かなと思う。
【須藤】―「きっかけ」とか「場」は形が見えなかったりすることもある。参加する側も作る側も、色々なチャンネルを設けて、入りやすさや、少し突っ込んだ内容も混ぜるなどの状況になると、山形の良さがもっと見えやすくなるかなと思う。
【是恒】―SNSで得られる情報って、分かりやすいし伝わりやすいと思う。ただ、やはりちゃんと人と向き合ったり、山形でつくられたモノと向き合う時間は大切だと思う。実際に人が街中を行き来する流れも重要。

【奥山】DIVEしたい若者に伝えたいことは?
【是恒】―なにかやろうと思った時に「それを誰に見せたいか」「どんな人に向けてつくりたいのか」を向こう側にいる人の顔を思い浮べながらやると、色々な人に受け入れられるものができると思う。



ぷにゅん屋さん ぷにゅんシアター 試写会・プレゼント おすすめイベント イベント情報