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1月のテーマ「デザインする人」
○1/7放送
【1月のキーマン】
山の形 共同代表 須藤 修さん
【プロフィール】
南陽市出身。大学在学中からデザインの考え方を山形で活かす方法として家具の修復をはじめる。他にも2012年から山と人との新しい関わり方を考える「YAMAMORI PROJECT」、2014年から製品開発を通して山形の地を伝える「山の形」で共同代表など、山形を軸にしたデザイン活動を行っている。2017年には、実家の山形座 瀧波にプチUターンし、宿を盛り上げるべく奮闘中。
※平成26〜28年度やまがたチャレンジ応援事業採択団体

メインパーソナリティー:奥山知寿子さん
1月のキーマン   :須藤 修さん

「あるものをそのまま出す」

【奥山】いろいろ活動していますよね?まず、「山の形」とは?
【須藤】―山形の各地にいらっしゃる作り手さんと一緒に商品を開発し、私達が卸から販売までを手掛ける、という活動です。具体的には、絨毯やマフラー、アケビ蔓の加工品、陶器、刺し子など、山形の風土や風習に基づくもの、暮らしの道具をつくって発信しています。

【奥山】もともとモノづくりをしてきた?
【須藤】―家具修復の仕事は、大学生の頃から取り組んでいます。様々な作り手さんが活躍している山形で、つくる側として一緒に考え、繋がることで何か仕組みを生み出すことができないかな、というのが最初だった。

【奥山】もっと山形に良いモノがあることを、みんなに知ってほしかった?
【須藤】―はい。山形のものづくりは、背景とする文化や技術力が本当に豊かだと感じていたので、表に出してくることでもっと知ってもらい、結果的に山形が面白くなったら、と思いました。

【奥山】「山の形」を立ち上げておよそ4年になりますが、いかがですか?
【須藤】―開発にくわえて、発信も大切な仕事として取り組んできました。発信していく中で、商品を通じて興味を抱き、「山形を訪れてみたい」と言ってくれる人、実際に産地や工房を訪れてくれる人も出てきて、とても嬉しく感じています。県内では、寒河江市の『GEA(ギア)』というセレクトショップさん等で扱って頂いており、その他、全国や一部海外のショップやインターネット上でのお取扱いも増えつつあります。

【奥山】実際、始めるときの不安などはあった?
【須藤】―初めの頃は、私自身が山形のものづくりを知ることで終わっていました。現地を訪ねて「こういうものがある!」と理解すること完結していた。いまは一緒に生産する中で作り手さんの生産体制として、業務用に量産されている方や、個人向けに対応されている方など様々あるので、その各々のペースを守りたいという想いはあります。ブランドとして生産・管理していく複雑さはありますが、作り手さんと「山の形」とのペースを積み上げていくことを大事にしています。

【奥山】うまくいくのかなとは思った?
【須藤】―うまくいくという前提を追うよりも、実験的に挑戦していく内容が多いので、「成功するように取り組んでいくだけ」と捉えています。「山形には、こんなに良いものがある!」と私自身が先ず感動しているので、きっと、それを拡めることで喜んでくれる人がたくさんいると思っています。

【奥山】今も山形の眠っているものを探している?
【須藤】―そうですね。「山の形」に取り組む前からライフワーク的に山形を知りたくて、初めてお会いする作り手さんの元にお邪魔したり、見学させてもらったりしています。まだまだ続けていくつもりです。

【奥山】ご実家の山形座 瀧波はリノベーションしたということですが、「プチUターン」とは?
【須藤】―慣れない表現ですが、今は山形市を拠点に活動していますが、単発でリノベーションに関わって工事行程が終了したら納品完了、という関わり方ではなくて「跡を継ぐ1人として宿に戻った」という気持ちで、週に何日か南陽市赤湯に戻り、実家の宿の仕事やブランドづくりのフォローをしています。

【奥山】プチUターンという言葉には、救われる人がいるかもしれませんね?
【須藤】―どこまで関わっていくのが良いのか、中途半端に入ってしまって良いのか等を決めかねる思いもありました。最初は不安にもなりましたが、自身で範囲を決めて、徐々にスライドさせていくという考え方もありかなと思っています。

【奥山】今、自分が抱える課題は?
【須藤】―そうですね。「山の形」として4年が経ったので、節目として、新たな挑戦をしたいと考えています。県外や一部海外にも商品を流通させていますが、興味を持ってくださった方には、どんどん山形へ訪れてもらいたい。作り手さんの元を訪問するツアー等をやっていきたいです。

【奥山】山形でアートやデザインに対するイメージや理解がどこまで浸透しているかと思うが、感じることはある?
【須藤】―東京や海外に向けて発信するうえで、元々山形に根付いている素材やデザインには敢えて手を加えず、そのままに出すようにしています。実は、それが一番に興味をひいたり、喜ばれたりするのです。「あるものをそのまま見易い形にしてあげる」。

【奥山】山形はDIVEしやすい?若者に伝えたいことは?
【須藤】―挑戦する方が増えていくように、山形らしいのんびりとした良い雰囲気を残しながら、自身も頑張っていきたいです。思い立ったら先ず行動してみると、力を貸してくれる人が山形には多いですし、DIVEしやすい環境だと思います!



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