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9月のテーマ
「ひきだす人」 ○9/24放送

【9月ゲスト】
SCH東北 小野寺 真希さん、千葉 祥子さん
【プロフィール】
【小野寺真希(写真上)】宮城県気仙沼市出身。東北芸術工科大学4年。高校生時代に気仙沼の高校生が気仙沼を盛り上げる「底上げYouth」に所属していた。毎年夏に行われる本学主催の高校生向け地域課題解決ワークショップ合宿「SUMMER IDEA CAMP」や、高校生を支援する大人同士のネットワークを形成するためのイベント「SCHシンポジウム」の進行も担当し、現在は気仙沼市の地域おこし協力隊として活動中。
【千葉祥子(写真下)】宮城県仙台市出身。東北芸術工科大学3年。「SUMMER IDEA CAMP」では昨年、司会を担当。学科のスタジオ活動では石巻で高校生の居場所をつくる活動を行い、学習塾にもインターンするなど、教育分野で積極的に活動中。平成29年度若者チャレンジ応援事業採択「高校教育における地域課題解決型プログラム推進事業」中心メンバー

メインパーソナリティー:奥山知寿子さん
9月キーマン     :イシザワエリさん
9月ゲスト      :小野寺 真希さん、千葉 祥子さん

「自分の街を面白く」

【奥山】SCH東北の「SCH」は?
【小野寺】―「スーパーコミュニティハイスクール」
【イシザワ】―かっこいい(笑)
【小野寺】―2年前にスタートした。きっかけは、私たちが所属しているコミュニティデザイン学科で地域の課題を解決していくデザインを勉強していて、地域の課題のひとつに高校教育もあると考えていて、今の高校生は将来の就職のために「東京の大学に行ったほうがいい」先生に言われていた。でも、そうなると東京のほうがいいと高校生の時に思って、東京の大学に行って、そのまま戻ってこない⇒地域の人が減ってしまうという課題がある。高校生の頃から、地域へ愛着を持ってもらうことや、帰ってきたいと思ってもらえるような活動をしている。
【千葉】―実際の活動として大きく2つあります。ひとつは「高校生のサマーアイディアキャンプ」今年は2泊3日、朝日町で開催しました。東京の子が多かった。まず駅が無いことに驚いていた(笑)最後に町民のみなさんの前に発表して、町長賞などを設けて授賞式を行った。実現性のあるアイディアが多く、実際に高校生自身ができること、やりたいことを発表していた。

【奥山】サマーキャンプのほかには?
【小野寺】―大人向けにシンポジウムの開催をしている。それは、高校生の活動を支援してくれるような行政の人や、高校の先生、民間の教育系団体の方などを呼んで、「何に困っている」「これからどうしていきたい」ということを地域の枠を超えてみんなで話し合って、自分達の活動のヒントなどを持ちかえってもらえるようなシンポジウム。
【イシザワ】―私はアート畑の人間なので・・・(笑)課題解決するデザインの先生たちがやっているので、目的をしっかり持って手段を模索していると思う。それを学生がやっていることで価値が大きい。大人がやると決まったフォーマットも大事にしなきゃいけない部分があるが、やわらかい感性を持っている学生がやっているところに意味があると思う。

【奥山】活動も学生みんなで考えると思うが大変じゃない?
【小野寺】―壁しかない(笑)アイディアキャンプの企画なども、ワークショップのタイムテーブルを作っては先生に見せるのですが、「やり直し」ということも多く…。
【奥山】ひとつ成功してやりとげたときは?
【小野寺】―「(やっと)終わったぁ」と思う。
【千葉】―みんなで抱き合って喜びます。
【奥山】大変だと思っても、そういう達成感を味わえるのはすごいですね!

【イシザワ】―コミュニティデザイン学科の2人に聞きたいのですが、なぜ「地域の課題を解決したい」と思った?
【小野寺】―地域の課題を解決したいよりも「自分の街が面白くなればな」と思った。私の地元は気仙沼。震災以降私たちの年代の街に対する意識が変わったと思う。⇒実は気仙沼って良いところかも思った。もっとこの街が楽しくなればいいと思った。
【千葉】―私も解決したいというよりは、都会よりは地方のあったかい魅力のほうが好き。私は仙台市の出身ですが、まわりに田んぼも多いところで、地元のお母さんたちのコミュニティがすごく温かいところだった。そういうところの魅力を発掘したくて、この学科に来ました。
【イシザワ】―私の時は、新しいところに出ていきたい気持ちが強かったと思う。高校生や2人の話を聞いていて、地方に対する価値観が変わってきていると感じた。
【奥山】私もすごく感じました。都会が一番じゃないですが、名の通った大学に行ってこそいいような、受験受験の考えが多かったと思う。

【奥山】今後もっとこうだったらいいなということは?
【小野寺】―アイディアキャンプで山形の人の参加が少なくて、もっと参加してほしい。
【千葉】―大人のシンポジウムも山形の人が少ない。せっかく北海道から広島ぐらいまでの100人が集まる場。そんな場はなかなか無いし、山形の人に還元したいと思うし山形の人に来てほしい。
【奥山】なぜ山形の人は集まらないんだろう?
【小野寺】―山形は平和だと思う。災害も少ないし台風も来ないし、頑張らなくても平和に暮らせる印象。
【千葉】―山形はネットワークが強いと思う。地域や趣味、同じ考えを持つひとのネットワークが強いので、そこに火がつけばと思う。
【イシザワ】―おっかなびっくりの県民性はあると思う。新しいものに対して「誰かがやってればやる」こともある。初めての取り組みに対しての様子見の雰囲気は多いと思う。ネットワークが強い分、きっかけをどう提示したらよいか悩む部分はある。

【奥山】個人的にこれから目標にするところは?
【小野寺】―私は地元の気仙沼で地域おこし協力隊をしている。社会人になってみて、自分のできること、同じチームのなかで自分の強みを見つけられたらと思う。
【千葉】―今SCHの活動で教育にかかわる人たちのサポートをしている。でも、今は自分が教育を受ける側なので、ゆくゆくは先生たちのサポート側になりたいと思っていますが、今は就職活動を頑張りたいです。

【奥山】若者から若者へのメッセージを
【小野寺】―自分がワクワクするほうをやってみると割とうまくいくと思う。あまり考え過ぎずやってみたらいいと思う。
【千葉】―楽しむことも大事だけど、まずは元気であること、どんどん発信することが大事だと思う。
【奥山】山形の高校生たちに活動を通して引っ張っていってほしいですね!

【奥山】イシザワさん振り返っていかがでしたか?
【イシザワ】―ひとりひとりが表現をしている人、デザインを勉強している人だった。もがきながらも皆さんやりたいことを楽しみながら活動していると思う。それを見て、またつながりができてという循環が良いと思った。



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