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9月のテーマ「ひきだす人」
○9/3放送
【9月のキーマン】
天童アートロードプロジェクト イシザワ エリさん
【プロフィール】
中山町出身。「マルイシ工作室」代表。天童アートロードプロジェクトのメンバー。身近な素材を活かしたアートワークショップを開催し、地域の魅力を再発見する機会や、立場や年齢を超えた人たちが出会う場づくりに取り組む。活動を通して、多様な価値観に出会える場づくりを目指している。 平成28年度若者チャレンジ応援事業採択「まちあそびワークショップ-ちょっとちがういつもを歩こう-」

メインパーソナリティー:奥山知寿子さん
9月のキーマン    :イシザワ エリさん

「周りの人に感謝」

【奥山】イシザワさんには、2月のやまがた若者トークフェスでも一緒でした。
【イシザワ】―いろいろなことを話したが、ほとんど放送されていて、ありがとうございます(笑)
【奥山】トークフェスでの活発な意見は私たちの背中を押してもらった。今回も宜しくお願いします。
まず、天童アートロードプロジェクトとは?
【イシザワ】―2012年にスタートした活動で、年齢や立場をこえて、人と人との交流が生まれるような場づくりを行っています。主な活動としては、子どもたちを対象に、地域やアートに身近に触れてもらえるような「ワークショップ」の開催と、年に1度天童市美術館での展覧会を開催しています。
メンバーは、地域の中で、自分の好きなことや得意なことを活かして楽しんでいる人、周りのひとを面白く、巻き込んでなにかやろうよという人たちと一緒に活動しています。

【奥山】2月のトークフェスでもワークショップをしてもらって、その時の子どもたちの顔もイシザワさんの顔もイキイキしていたのが印象に残っています。
    天童アートロードプロジェクトは2016年度の「山形若者チャレンジ応援事業」に採択されている。活動が認められたことについては?
【イシザワ】―当初は地域とアートの新しいカタチを探ろうとしていました。でも「なにやったらいいんだ」というところからのスタートでした。ワークショップをするよと広報しても参加者が集まらなかったりもしました。でも、徐々に地域の方に講師として参加してもらったり、素材を提供いただいたり。その積み重ねを県の方に認めてもらえたのは大きな成果だと思います。

【奥山】イシザワさんも大学で絵の勉強を?
【イシザワ】―アートロードは美術をしている人だけの団体ではありませんが、私はもともと大学で油絵のコースで学んでいて、「廃校プロジェクト」で天童市の田麦野地区で、地域の方と交流(畑仕事を見せてもらったり、一緒にご飯をたべさせてもらったり)を通して感じたことをもとに、展覧会イベントを開催しました。アートは、特別なことでなくても子どもたち、地域の方から影響を受けることもたくさんあると感じました。
     
【奥山】地域の人との触れ合いのなかで、今の自分のスタイルに疑問を持った?
【イシザワ】―私が一生懸命描いた風景画が抽象的でドロドロしていました。それを見た、一般の方に「何を描いているのか分からない」と言われ、それがきっかけで一緒に楽しめたり、会話が弾むようなことなど私たちの表現の仕方は工夫できると思いました。地域の方の畑での作業のなかに工夫があったり、美しさがある。私たちよりすごいことをしているなと。そのような人たちと一緒に何かできないかなと思いました。

【奥山】その時のイシザワさんの気持ちとして、「外の人とつながりたかった」?
【イシザワ】―私は正直、子どものころ友達が多いほうではありませんでした。だから、もう少し身近なところに、自分の住んでいるエリア(学校・家)ではないどこかに、もうひとつ遊べる場所・何かと繋がれる場所があったらいいなという思いがありました。

【奥山】前回(若者トークフェス)のテーマ「サードプレイス」のようなものですよね!
    これまで大変だったことは?
【イシザワ】―だいたい全部大変です(笑)今はこのように話せているが、大学院・初期のアートロードの頃は、したいことはあるが、どうやっていいかわかりませんでした。

【奥山】イシザワさんの思いの中でしっかり「もがける」ことは大事だと思う。人は心のなかで悶々としてしまうところがあると思う。誰かに助けてもらったことは?
【イシザワ】―本当に周りの人に感謝です。大学時にお世話になった先生やサークルの先輩、同級生に恵まれました。
【奥山】なにか目標を見据えていたイシザワさんだからこそでは?
【イシザワ】―そんなことはなかったかも(笑)。サークル活動は、ひとりひとりの事をすごく大事にする場所でした。話すのが苦手な子でも、それぞれ考えは持っています。くだらない意見でも大事にしてもらった覚えがあります。だから、他の人の意見も大事にしないといけないと思いました。それは子どもたちもお年寄りも、障がいを持っている方も関係ありません。ひとりひとりのその考えが魅力的だから、その人が輝ける場所があればいいなと思います。

【奥山】今年からの新たな取り組み「マルイシ工作室」とは?
【イシザワ】―天童アートロードプロジェクトで、ワークショップをしていますが、自分でワークショップのお仕事をいただくことも多くなりました。自分の屋号のようなもの(マルイシ)を入れて、中山町で月に1回のペースでワークショップを開催するものです。8月からスタートしていて、11月までで計4回予定しています。中山町「やってみっべ」活動支援補助金をいただいている。⇒町を舞台に活躍するのがメインで、町内の子どもたちや、町外の人へ向け、「中山っていろんなものがあるよ」ということを知ってもらうべくワークショップを企画しています。

【奥山】山形は活動しやすい?
【イシザワ】―難しいとは思いますが、このような活動を行政などが支援してもらうことも必要かと思います。子育て支援センターの中にアートの企画をするコーディネーターを設けるなど、町の行政の仕組みの中に組み込んでもらうなどもありか。いろんな人たちがふらっと訪れるような仕組み、教育的な活動でもあると思うので、それを支援してもらうとありがたいとも思います。

【奥山】これからの目標は?
【イシザワ】―今はいっぱいいっぱいなので(笑)月に1回保育園にお邪魔して、造形の活動をさせてもらっています。先生とも一緒に子どもたちとのかかわり方が、楽しみながら変わってきているのを感じるので、面白いと思っています。

【奥山】これからDIVE(挑戦)しようとする人に声をかけるとすれば?
【イシザワ】―無理しない程度に。やろうとしすぎるとしんどくなってしまうので楽しみながらできたらいいのかと思います。一緒に楽しめる人が、別に友達でなくても身近にいるかもしれない。「ちょっとずつ何か興味のあるものに参加してみる」でよいと思います。

【奥山】あまり気負い過ぎずに、ふらっと何か気になったら参加してみるという気持ちでいいかもしれませんね。
【イシザワ】―こういう場で子どもたちは違う顔を見せる時があります。色んな表情をたくさん生み出す空間、いつもと違う姿を見てもらえる場であってもいいかと思います。

 


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